- 干し柿は、渋柿を皮をむき数週間干して作られる。
- 干しはじめの3日間が重要で、晴天が続く時季に準備する。
- 下ごしらえでは、ポリエチレン製のひもを準備し、柿の枝をくぐらせて結びつける。
- 柿を皮をむいて、ひもにかけて干す。
- 干す場所は風通しの良い場所で、雨の日は室内に移動する。
- 干し柿が堅く乾いてきたら、柔らかくむいて味も均一になる。
- 渋みが抜けて好みの堅さになるまで数日間干し続ける。
干し柿
干し柿 渋柿は、皮をむいて数週間干すことで渋みが感じられなくなり、隠れていた甘みが前面に出て、甘柿に負けない濃厚な甘みを生み出します。干しはじめの3日間が大切なので、晴天が続く時季をねらって準備しましょう。 写真: 竹内 章雄 講師 渡辺 あきこ ▶ 渡辺 あきこ さんのレシピ一覧はこちら マイレシピ登録する(4) つくったコメントを見る(0) エネルギー /75 kcal *1コ分 塩分 /0.00 g *1コ分 調理時間 /60分 *ひもの準備、干す時間は除く。 材料 (24コ分) ・渋柿 24コ *干し柿用に、枝をT字に残して切ったもの。農産物の直売所やインターネットなどで入手できる。 下ごしらえ・準備 ひもの準備(両端に輪をつくる) 1 50cm長さのポリエチレン製のひもを6本、70cm長さを6本用意する。 2 端に小さな輪をつくり、その中に、残りのひもをU字形にして輪にくぐらせる。 3 片側の端を引っ張り、引き締めて結び目をつくる(反対側の端を引っ張ると、結び目がほどける状態)。 つくり方 皮をむく 1 渋柿は洗って水けを拭き、ヘタのヒラヒラしたところを料理ばさみで切り取る。 2 ヘタの付け根の皮をグルリとむく。 3 残りの皮を縦にむく。 ひもをかけて干す 4 用意したひもの輪に柿の枝をくぐらせ、根元をキュッと締めてくくりつける。 ! ポイント 1本のひもの両端に柿を1コずつくくりつける。 5 鍋に湯を沸かし、4のひもを持って柿を沈め、10秒間たったら引き上げる。 6 戸外の風通しのよい場所に置いた物干し台のさおにかけ、柿が隣り合わず互い違いになるように干す。雨の日は、物干し台ごと室内に移動して干す。 ! ポイント ひもの中心からずらしてつり下げ、長さに長短をつけるとよい。 鳥にねらわれそうなら、あれば、家庭菜園用の鳥よけのネットをかけると安心。 干し柿を夜露に当てるとかびが生えることもあるので注意。夜は物干し台ごと室内に取り込むか、物干し台から外してざるに並べるとよい。翌朝また戸外に干す。 7 8~10日後に表面が堅く乾いてきたら、全体をやさしくもむ。翌日からは、1~2日おきにもむとよい。 ! ポイント 雑菌がつかないように調理用の手袋をするか、清潔な手で。もむことで味も柔らかさも均一になる。 8 渋みが抜けて好みの堅さになるまで合計で2〜3週間干し、枝ごとひもを切り落とす。 全体備考 ●干し柿の保存 冷蔵庫で2週間、冷凍庫で6か月間。 冷凍用保存袋に入れ、しっかりと空気を抜いて口を閉じる。冷凍した場合は室温で解凍するか、耐熱皿に並べてラップをし、1コにつき電子レンジ(600W)に10~20秒間かける。 ◆皮の活用法◆ 皮も干し柿と同様に、2週間ほど干すと渋みが抜けるので、ぬか床に入れたり、白菜漬けなど漬物の風味づけにしたりと活用できます。ざるに広げ、日中は戸外の風通しのよいところで干し、夜間は室内に取り込みましょう。 ※保存:清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で2〜3週間。 きょうの料理レシピ 2023/11/20 はじめての手仕事
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干し柿の作り方を教えてくれる記事ですね。干し柿は渋柿を干すことで甘みが引き立ち、美味しくなるんですね。干し始めの3日間が重要なんだそうです。また、ひもの準備や皮のむき方、干す方法など、詳しく説明されています。干し柿を作ってみたいと思いました。