日清食品とJA全農が「サプライチェーン イノベーション大賞2024」で優秀賞を受賞

  • 日清食品とJA全農が「サプライチェーン イノベーション大賞2024」 優秀賞を受賞
  • 「物流の2024年問題」の解決に向け、「調達物流」と「製品物流」の”ラウンド輸送”を取り組み
  • ドライバーの拘束時間を約7%削減し、CO2排出量は約17%削減
  • 「調達物流」と「製品物流」を統合した垂直連携が評価された
  • 業界や業種の垣根を越えた取り組みを今後も推進する方針

日清食品とJA全農が「物流の2024年問題」の解決に向けた取り組みで「サプライチェーン イノベーション大賞2024」 優秀賞を受賞

日清食品株式会社 (社長:安藤 徳隆) は、全国農業協同組合連合会 (代表理事理事長:野口 栄、以下JA全農) との「物流の2024年問題」の解決に向けた「調達物流」と「製品物流」による「ラウンド輸送*」の取り組みが評価され、「サプライチェーン イノベーション大賞2024」(主催 : 経済産業省) において優秀賞を受賞しました。

日清食品株式会社 (社長:安藤 徳隆) は、全国農業協同組合連合会 (代表理事理事長:野口 栄、以下JA全農) との「物流の2024年問題」の解決に向けた「調達物流」と「製品物流」による「ラウンド輸送*」の取り組みが評価され、「サプライチェーン イノベーション大賞2024」(主催 : 経済産業省) において優秀賞を受賞しました。 「サプライチェーン イノベーション大賞」は、国内におけるサプライチェーン全体の最適化に向け、メーカー (製)、卸売業 (配)、小売業 (販) の各層による協力の下、優れた取り組みを行い、業界をけん引した事業者に対してその功績を経済産業省が表彰するものです。 昨今、物流を取り巻く環境は厳しさを増し、モノが運べなくなるリスクが高まっています。この “物流クライシス” は、個々の会社だけでは解決が難しい社会課題です。 そこで、弊社とJA全農は “物流” および “原材料の調達・供給” に関する包括的な連携を2023年10月31日に開始し、「調達物流」と「製品物流」を組み合わせた「ラウンド輸送」のスキームを確立しました。荷降ろし地と積み込み地が同じになることで、ドライバーの拘束時間を約7%削減できたほか、一部区間では物流資材も製品と一緒に輸送できるようになったことで、トラックの積載率が約9%向上し、CO2排出量は約17%削減できました。 「調達物流」と「製品物流」を統合した垂直連携の実現に向けて両者が互いに働きかけた点や、両者の取り組みが多くのメディアに取り上げられたことで、物流課題の認知拡大につながった点も受賞の大きな要因となりました。 弊社は、サプライチェーンに関する業界や業種の垣根を越えた取り組みを、これからも積極的に推進していきます。 * トラックに積み込んだ貨物を目的地で降ろした後、別の貨物を積み込んで出発地まで戻ることにより、空車回送区間をなくし、トラックの配送効率を高める輸送形態のこと。

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ソース:https://www.nissin.com/jp/news/12629

日清食品にコメントする(匿名◎)

「日清食品とJA全農が「サプライチェーン イノベーション大賞2024」で優秀賞を受賞」への1件のフィードバック

  1. 日清食品とJA全農の取り組みが「サプライチェーン イノベーション大賞2024」で優秀賞を受賞したこと、特に「ラウンド輸送」のスキームが物流効率を向上させ、CO2排出量を削減した点は素晴らしいと感じました。業界や業種の垣根を越えた取り組みが認められたことは、今後のサプライチェーンにおける新たな展開に期待が持てます。