ファミマecoビジョン2050達成報告!ファミリーマートの取り組みを紹介

  • ファミリーマートが環境目標「ファミマecoビジョン2050」の2023年度実績を公開
  • 店舗運営に伴うCO2削減、プラスチック対策、食品ロスの削減の3テーマで計画を上回る結果
  • 2030年と2050年の中長期目標に向けて取り組みをさらに推進
  • 「ファミマecoビジョン2050」は省エネ、プラスチック削減、食品ロス削減の3つのテーマで取り組み推進
  • 具体的な取り組みとしてLED照明導入、ノンフロン冷凍・冷蔵什器導入、太陽光パネルの設置、エネルギーマネジメントシステムの導入などを挙げる

環境目標「ファミマecoビジョン2050」経過報告を公開 ~食品ロス削減など3テーマすべてで2023年度計画を達成~

環境目標「ファミマecoビジョン2050」経過報告を公開~食品ロス削減など3テーマすべてで2023年度計画を達成~  株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:細見研介)は、環境に関する中長期目標「ファミマecoビジョン2050」の2023年度実績が、店舗運営に伴うCO2削減、プラスチック対策、食品ロスの削減の3テーマすべてで計画を上回る結果となりましたのでお知らせします。2030年と2050年の中長期目標の達成に向けて、取り組みをさらに推進してまいります。 ◆「ファミマecoビジョン2050」とは?  「ファミマecoビジョン2050」は、当社が2020年 2月に制定した環境に関する中長期目標です。「店舗運営に伴うCO2削減」「プラスチック対策」「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき取り組みを推進しています。持続可能な社会の実現に貢献するため、それぞれのテーマで2030年と2050年に向けての中長期目標を定めています。   <テーマごとの中長期目標>   ◆「ファミマecoビジョン2050」に基づく主な取り組み (1)店舗におけるCO2削減  省エネ型機器の導入並びに照明器具の消灯や照度コントロールにより、店舗の電気使用量を抑制し、CO2の削減に取り組んでいます。 <主な取り組み> ①LED照明の導入  店内及び店頭の蛍光灯を原則全店でLEDに変更済み(2022年8月末完了)。  ウォークインの蛍光灯も2022年度から順次LEDに切り替えており、合計で約13,400店に導入している(2024年2月末現在)。   ②ノンフロン什器の導入  節電効果のある、CO2冷媒を使用したノンフロン冷凍・冷蔵什器の導入を推進している。直近で約1,600店に導入(2024年2月末現在)。   ③太陽光パネルの導入  約3,000店に設置(2024年2月末現在)。一部店舗では発電した電力を再生可能エネルギーとして店舗で活用している。   ④電気使用量の制御システムの導入  店舗の電気使用量を最適な状態に保つ「エネルギーマネジメントシステム(EMS)」や、過剰な換気を抑制しエネルギー効率を高める「CO2換気制御システム」の導入を順次進めています。   (2)プラスチック対策  容器・包材に植物を原料としたバイオマスプラスチックや再生PETを配合するなど、環境配慮型素材の使用を進めています。 <直近の主な取り組み> ①おむすびの取り組み  手巻きおむすびの包材フィルムをバイオマスプラスチック配合素材に変更(2023年5月から全アイテムに拡大)。プラスチック使用量(石油由来)は年間約6t削減。   ②パスタの取り組み  パスタ容器を軽量化しバイオマスプラスチック配合素材に変更。あわせて容器の着色剤も削減(2023年11月から)。プラスチック使用量(石油由来)は年間約93t削減。   ③チルド弁当の取り組み  チルド弁当の容器の仕様を変更しプラスチック使用量を削減。あわせて容器の着色剤も削減 (2024年1月から)。プラスチック使用量(石油由来)は年間約418t削減。 ④スイーツの取り組み  スフレプリンの容器をバイオマスプラスチック配合素材に変更したほか、シュークリーム2品の包装でフィルムの厚みを薄くし、バイオマスプラスチック配合素材への変更を実施(スフレプリンは2024年3月から、シュークリームは2024年4月以降順次)。プラスチック使用量(石油由来)は年間約26t削減見込み。   ⑤サンドイッチの取り組み  サンドイッチの包装でフィルムの厚みを薄くし、バイオマスプラスチック配合素材への変更を実施(2024年5月から)。プラスチック使用量(石油由来)は年間約30t削減見込み。 (3)食品ロス削減  店舗における値引き販売の実施や、商品の発注精度の向上や容器包装の改良などによるロングライフ化を進めることで食品ロスの削減を推進します。 <主な取り組み> ①店舗値下システム「ファミマのエコ割」  2021年7月から、消費期限の迫ったおむすびや弁当などの中食商品に、バーコード付きの値下げシールを貼って値下げ販売する取り組みを実施しています。レジでバーコードを読み込むと自動的に値下げされます。値下げのタイミングや価格は、各店舗の判断で実施します。現在、全国の9割以上の店舗で活用されています。 ②「てまえどり」を全国の店舗で通年展開  消費者庁及び農林水産省、環境省の3省庁と連携し、全国の店舗で「てまえどり」を推奨する掲示物を通年で掲示しています。「てまえどり」は、陳列棚の手前にある販売期限が短い商品から、お買い上げいただく購買行動です。 ③特殊な包装技術を活用した消費期限の延長の取り組み(ロングライフ化)  惣菜やサラダなどの一部商品に、特殊な包装技術であるガス置換方式を採用し、美味しさをそのままに消費期限を1日~3日延ばす取り組みを行っています。ガス置換方式とは、容器内の空気を商品に適したガスに置き換える技術です。ガスを密封するために、容器のふた部分をトップシール化することで、プラスチック使用量の削減にもつながります。 ④連絡協議会  2024年度から食品ロス削減をさらに推進するために、社内に新たな連絡協議会を立ち上げました。連絡協議会では、「製造段階での対応」「販売方法での対応」「新たな手法のトライ」の3つのテーマについて、実験なども含めた新たな取り組みを推進しています。   <ご参考> ◆ファミリーマートのサステナビリティの取り組みはこちらから https://www.family.co.jp/sustainability.html ◆「ファミマecoビジョン2050」についてはこちらから https://www.family.co.jp/sustainability/ecovision.html  今後も、ファミリーマートでは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のもと、サステナビリティ活動を一層進化させることで、社会とともに持続的な成長を実現してまいります。 以上 PDF(987KB)   画像(4.8MB)   ニュースリリース2024年

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ソース:https://www.family.co.jp/company/news_releases/2024/20240625_01.html

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