- ヨーグルトの摂取頻度が高いとNK細胞の活性化と関連がある
- ヨーグルトを週3日以上摂取するとNK細胞活性が高まる
- 免疫指標であるsIgAの分泌速度は若いほど高い
- 加齢に伴う免疫機能低下へのヨーグルト摂取の効果が示唆される
ヨーグルトの摂取頻度の高さが免疫細胞であるナチュラルキラー(NK)細胞の活性化と関連性があることを示唆~生活習慣と免疫指標を調査した観察研究において~ | 2024年 | プレスリリース・お知らせ | 株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.
ヨーグルトの摂取頻度の高さが免疫細胞であるナチュラルキラー(NK)細胞の活性化と関連性があることを示唆~生活習慣と免疫指標を調査した観察研究において~のページです。株式会社 明治は、ヨーグルト・チーズ・牛乳などの乳製品、チョコレート、栄養食品など、おいしさと栄養価値にこだわった商品・サービスを提供しています。
ヨーグルトの摂取頻度の高さが免疫細胞であるナチュラルキラー(NK)細胞の活性化と関連性があることを示唆~生活習慣と免疫指標を調査した観察研究において~ 2024/04/19 株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)は、一般成人を対象に免疫指標と生活習慣との関連を観察研究において調査し、ヨーグルトの摂取頻度の高さが免疫細胞であるNK細胞※1の活性化と関連性があることが示唆される結果を得ました。当研究成果は「薬理と治療」2024年52巻3号に掲載されました。 研究成果の概要 1. ヨーグルトの摂取頻度の高さが免疫細胞であるNK細胞の活性化と関連性があることが示唆されました。 2. ヨーグルトの摂取習慣がないグループと比較して、ヨーグルトを週3日以上摂取する習慣があるグループでは、NK細胞活性が有意に高いことが分かりました。 3. 免疫指標である唾液中のsIgA※2分泌速度は年齢が若いほど高い値を示すことが示唆されました。 以上の結果から、加齢に伴う免疫機能の低下に、ヨーグルトの摂取が有効な方策となる可能性が示唆されました。 研究成果の活用 当社は免疫に関わる研究を長年実施する中で、より健康的な生活を送るには「免疫状態」が重要だと考えており、コロナ禍を経て「自身の免疫状態を高めたい」というニーズも一段と高まっていると捉えています。日々の食生活に取り入れやすいヨーグルトの免疫機能維持の可能性についての研究に取り組み、ヨーグルト商品を提供していくことで、お客さまの健康的な食生活に貢献していきたいと考えています。 ※1NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、自然免疫で重要な働きを担い、ウイルス感染細胞やガン細胞を除去するなどの作用が知られています。 ※2sIgA(secretory immunoglobulin A:分泌型免疫グロブリンA)は、唾液中に分泌された抗体の一種であり、病原体に結合することで体内への侵入を防ぐ働きが知られています。 論文内容 論文タイトル ヨーグルトの摂取習慣はNK細胞活性と関連する 方法 20歳以上の男女を対象に、免疫指標であるsIgAやNK細胞活性の測定と生活習慣に関するアンケート調査を実施して、免疫指標と生活習慣の関係を評価する観察研究を実施しました。(研究に参加した542名全員にsIgAの測定と生活習慣に関するアンケート調査を実施し、sIgA分泌速度の外れ値を除外した481名で解析を行いました。また、検査を希望した149名に対して、NK細胞活性の測定を行いました。) 結果 1. 唾液中のsIgA濃度およびsIgA分泌速度について生活習慣や対象者の属性との関係を検討したところ、外れ値を除外した解析においてsIgA分泌速度は年齢が高いほど低値を示すことが示唆されました(相関係数=-0.1063)。 2. ヨーグルトの摂取頻度とNK細胞活性にも関連性(相関係数=0.1666)があることが示唆されました。 3. ヨーグルトの摂取頻度が高い人(週3日以上の摂取習慣がある人)、低い人(週2日以下の摂取習慣がある人)および摂取習慣がない人(食べない、またはほとんど食べない人)のNK細胞活性を比較したところ、ヨーグルトの摂取習慣がない人と比較して、摂取頻度が高い人のNK細胞活性は高値を示しました(図)。 図 ヨーグルトの摂取習慣とNK細胞活性の関連 考察 本研究の結果から、ヨーグルトの摂取頻度の高さは、NK細胞活性の高値と関連することが示唆されました。今後、さらなるデータを蓄積することで、免疫状態と生活習慣や対象者の属性に関するエビデンスが拡充されることが期待されます。 シェア
全文表示
ソース:https://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2024/0419_01/index.html?link=rss
明治/meijiの動画をもっと見る- 乳酸菌や腸内細菌に関する研究を通じて、明治とLBブルガリカム社が長期共同研究契約を締結したことは非常に興味深いですね。ブルガリアの伝統的な食文化や乳酸菌の遺伝資源を活かし、最新の科学技術を組み合わせて新たなイノベーションを生み出す取り組みは、健康価値商品の開発にもつながりそうです。お客様の健康に貢献する取り組みに期待が高まります。
- アーモンドチョコレートと宇治抹茶の組み合わせ、「アーモンドチョコレート抹茶」の新商品が気になりますね。宇治抹茶の香りとアーモンドの風味がどんな味わいになっているのか楽しみです。パッケージのデザインも和柄が取り入れられていて、日本らしさを感じさせる点も素敵だと思います。新商品のリリースが楽しみですね。
- ハローパンダの新商品「ハローパンダ プレッツェル」がアメリカで発売されるんですね!ハローパンダは日本でも人気のある商品ですが、海外でも大成功しているようで驚きました。さらに、増産対応のために約41億円もの投資を行うというのは、本当にグローバルブランドを目指す決意を感じます。新商品のプレッツェルも楽しみです!
- カマンベールチーズの摂取が認知機能に良い影響を与える可能性が示された研究結果は興味深いですね。日常的に食べる食品が認知機能にどのような影響を与えるか、今後の研究や健康寿命の延伸に向けての取り組みが期待されます。
- このプレスリリースを読んで、冬の訪れを感じる季節限定のチョコレート「メルティーキッス」が楽しみになりました。特に「プレミアムショコラ」「フルーティー濃いちご」「初摘み濃抹茶」の3種類がそれぞれ異なる味わいで楽しめる点が魅力的ですね。冬のおやつとして楽しむのが楽しみです!
- 明治がカスタマーハラスメントに対する基本方針を策定したことは、社員の安心と働きやすさを重視し、お客様との良好なコミュニケーションを確立するための重要な一歩だと感じました。お客様の声を大切にし、迅速かつ誠実に対応する姿勢は、企業としての信頼性を高めるだけでなく、商品やサービスの品質向上にもつながるでしょう。明治が持つ健康価値を提供する姿勢が、社員やお客様に対する責任感と共に表れていると感じました。
- このプロテインは女性向けに開発されており、ホエイプロテインやビタミン・ミネラル、食物繊維が配合されている点が魅力的ですね。特に、植物由来の甘味料を使用しているところやブルーベリーヨーグルト味というさわやかな味わいも興味深いです。女性が健康的なカラダづくりをサポートする商品として、ニーズに合ったアイテムだと感じました。
- このプレスリリースを読むと、チルド食品物流における課題解決に向けた取り組みが進められていることがわかります。特に、チルド物流研究会が9社が結集して持続可能な物流の在り方を模索する姿勢は素晴らしいと感じました。消費者に安定的に商品を供給するためには、業界全体での協力が必要であり、それが今回の取り組みで実現されている点に期待を寄せます。
- 明治おいしいミルクコーヒーの新製品は、生乳をたっぷり使用していて、コクと後味がすっきりしている点が魅力的ですね。また、香り豊かなコーヒーとほのかな甘みが絶妙に調和しているようで、飲んだ時の味わいが楽しみです。明治おいしいブランドの伝統とこだわりが詰まった新商品に期待が高まります。
- この新しいヨーグルトのリニューアルは、肥満気味の方にとって魅力的な選択肢となりそうですね。MI-2乳酸菌を使用してお腹の脂肪を減らす機能があるというのは興味深いです。さらに、パッケージのデザインも一新されて商品価値が強調されている点も良いと思います。食べやすく、毎日続けやすい低脂肪、砂糖不使用タイプというのも嬉しいポイントですね。このヨーグルトがヨーグルト市場にどのような影響をもたらすか、注目したいと思います。
ヨーグルトの摂取が免疫細胞の活性化に関連している可能性が示唆される研究結果は興味深いですね。日常的に摂取しやすい食品が免疫機能に影響を与える可能性があることは、健康に関心がある人にとっては参考になる情報です。自身の免疫状態を意識して食生活を見直すきっかけになりそうです。