- 日清食品ホールディングスが慶應義塾に総額60億円を寄付し、新研究棟「Bio2Qヒューマンリサーチセンター」を建設する支援を行う。
- 「Bio2Q」はマイクロバイオームと臓器・組織間の相互作用を研究し、健康長寿社会の実現を目指している。
- 日清食品ホールディングスは「食」を通じた「人のウェルビーイング」の実現に取り組んでおり、先端的な研究支援を通じて健康長寿社会に貢献する。
- 新研究棟では、マイクロバイオームと多臓器との相互作用の理解を深化させつつ、「食」との関連性についても共同研究を行う予定。
日清食品ホールディングス マイクロバイオームの研究支援に向けて慶應義塾に総額60億円を寄付
日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO:安藤 宏基) は、学校法人慶應義塾 (理事長・慶應義塾大学長:伊藤 公平) が「ヒト生物学-微生物叢 (びせいぶつそう)-量子計算研究センター」(Human Biology Microbiome Quantum Research Center、以下 Bio2Q、拠点長:本田 賢也 医学部教授) の新研究棟「Bio2Qヒューマンリサーチセンター (仮称)」を建設する資金として、慶應義塾に総額60億円を寄付します。なお、今期の連結業績予想について変更はありません。
日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO:安藤 宏基) は、学校法人慶應義塾 (理事長・慶應義塾大学長:伊藤 公平) が「ヒト生物学-微生物叢 (びせいぶつそう)-量子計算研究センター」(Human Biology Microbiome Quantum Research Center、以下 Bio2Q、拠点長:本田 賢也 医学部教授) の新研究棟「Bio2Qヒューマンリサーチセンター (仮称)」を建設する資金として、慶應義塾に総額60億円を寄付します。なお、今期の連結業績予想について変更はありません。 世界トップレベルの研究組織「WPI-Bio2Q」の活動を支援し、健康長寿社会の実現に貢献 慶應義塾大学の信濃町キャンパスに立地し、世界トップレベル研究拠点プログラム (WPI) において私立大学唯一の拠点である「Bio2Q」(https://bio2q.keio.ac.jp) は、ヒトの体に存在するマイクロバイオーム*1と臓器・組織間の相互作用を研究し、疾患の新しい治療法を開発することで、健康長寿社会の実現を目指す組織です。 弊社は、創業者・安藤 百福の精神を受け継ぎ、「食足世平 (食が足りてこそ世の中が平和になる)」「食創為世 (世の中のために食を創造する)」「美健賢食 (美しく健康な身体は賢い食生活から)」「食為聖職 (食の仕事は聖職である)」をミッションとして、「食」を通じた「人」のウェルビーイング*2の実現に取り組んでいます。 今回、「Bio2Q」の新研究棟建設に必要な資金を提供し、その先端的な研究を側面から支援することで、健康長寿社会の実現に貢献します。 Bio2Q 本田拠点長のコメント 新研究棟において、ヒトの健康維持や疾患発症に深く影響することが知られているマイクロバイオームと多臓器との相互作用 (例えば、腸-脳連関など) の理解を深化させます。さらに、日清食品ホールディングスとの共同研究によって、「食」との関連性という重要な課題も探求することができます。このような新しい⽣命科学を展開できること大変楽しみにしています。 *1 微生物叢。体内にすむ膨大な数の細菌のまとまり。 *2 個人の心身や社会が良好で満たされている状態のこと。
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日清食品ホールディングスが慶應義塾に総額60億円を寄付してマイクロバイオームの研究を支援するという取り組みは非常に素晴らしいと感じます。健康長寿社会の実現に向けた先端的な研究を支援することで、食と健康の関連性を探求し、人々のウェルビーイングに貢献する姿勢は素晴らしいです。研究の成果が社会に大きな影響を与えることを期待しています。