- 株式会社明治は、子育て中の共働き世帯を対象とした研究で、「明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン」を子どもと一緒に食べるコミュニケーション方法を設計した。
- 味覚の発達には様々な食べ物を味わうことが重要であり、苦手な味を経験し克服することが栄養摂取の幅を広げることにも繋がる。
- 親がオノマトペを使って声掛けをしながら、子どもが主体的にヨーグルトのおやつを作り、一緒に宝探しのように具を探しながら食べるという方法が、親子のコミュニケーションの質を向上させ、苦手な酸味を克服する機会を提供し、味覚の発達に寄与する可能性がある。
- この研究成果は日本官能評価学会2023年大会で発表され、親から高い満足度が得られ、子どもからは楽しかったとの回答が得られた。
プレーンヨーグルトが子どもの苦手な酸味を克服する機会を提供し、味覚の発達に寄与する可能性 オノマトペを用いた声掛けをしながら「準備してつくる」「探しながら見つけて食べる」ことで、共働き親子のコミュニケーションの質も向上~日本官能評価学会2023年大会で発表~ | 2023年 | プレスリリース・お知らせ | 株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.
プレーンヨーグルトが子どもの苦手な酸味を克服する機会を提供し、味覚の発達に寄与する可能性 オノマトペを用いた声掛けをしながら「準備してつくる」「探しながら見つけて食べる」ことで、共働き親子のコミュニケーションの質も向上~日本官能評価学会2023年大会で発表~のページです。株式会社 明治は、ヨーグルト・チーズ・牛乳などの乳製品、チョコレート、栄養食品など、おいしさと栄養価値にこだわった商品・サービスを提供しています。
プレーンヨーグルトが子どもの苦手な酸味を克服する機会を提供し、味覚の発達に寄与する可能性 オノマトペを用いた声掛けをしながら「準備してつくる」「探しながら見つけて食べる」ことで、共働き親子のコミュニケーションの質も向上~日本官能評価学会2023年大会で発表~ 2023/12/20 株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)は、子育て中の共働き世帯を対象とした研究において、「明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン」を子どもと一緒に食べる、手軽なコミュニケーション方法を設計しました。味覚はさまざまな食べ物を味わうことによって発達します。子どものうちから初めは苦手な味でも、経験し、克服することで、将来幅広い栄養を摂取できることにもつながります。親がオノマトペを使って声掛けをしながら、子どもが主体的にヨーグルトのおやつを作り、宝探しのように具を探しながら一緒に食べる、という簡単な方法が、親子のコミュニケーションの質を向上させ、子どもの苦手な酸味を克服する機会を提供し、味覚の発達に寄与する可能性を確認しました。 なお、本研究成果を2023年11月26日に開催された一般社団法人日本官能評価学会2023年大会にて発表しました。 研究成果の概要 ① 未就学の子どもを対象に、「食を通じた子どもの健全育成の目標」※1に沿ってプレーンヨーグルトを使ったコミュニケーション方法を設計し、試食したところ、親からは高い満足度が得られ、子どもからは「楽しかった」という回答が多く得られました。 ② オノマトペ※2を使った声掛けをすることで、子どもが楽しみながら積極的にヨーグルトを喫食し、苦手な酸味を克服する機会を提供することができました。 図1 設計したコミュニケーション方法 図2 オノマトペを使った声掛けの例 研究成果の活用 声掛けをしながら、プレーンヨーグルトを一緒に楽しく食べるプロセスを、手軽に実践できる食を通じた親子のコミュニケーションの一つとして提案します。 また、小さな子どもは酸味が苦手な傾向にありますが、楽しみながら主体的にプレーンヨーグルトの酸味を経験する機会を提供することで、味覚体験の幅を広げ、食べる力を育てる食育活動にも貢献してまいります。プレーンヨーグルトは他の食材を加えて食べられることが多いため、さまざまな食材との接点となることで、多様な食への関心を高めるきっかけになることも期待されます。 研究の目的 共働き世帯の増加に伴い、親と子どもがゆっくり過ごす時間は減少傾向にあります※3。また、社内の調査から、食事の時間は親子で過ごすことができる貴重な時間でありながら、子どもに食べさせることが優先され、楽しいコミュニケーションが不足しがちであることがわかりました。そこで、食事中のコミュニケーションの質を高めるため、忙しい中でも実践しやすい休日のおやつの時間を使い、消化が良くおやつ(補食)に適したヨーグルト※4を題材にしたコミュニケーション方法の設計に着手しました。 研究概要 厚生労働省が公表した「食を通じた子どもの健全育成の目標」を達成する要件を備えたコミュニケーション方法を設計し、親子間コミュニケーションの満足度に及ぼす効果を確認しました。 発表内容 タイトル 共働き世帯の親子間コミュニケーションの満足度に及ぼすプレーンヨーグルトを使った「おやつ時間」の効果 方法 ・ 調査会社(株式会社マクロミル)を通じ、2~6歳の未就学の子どもを持つ共働き世帯の親子を対象に試食を含む調査を行いました(有効回答数324件)。 ・ 「明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン(400g)」、市販のミックスフルーツ缶詰、コミュニケーション方法を記載したシナリオを配布し、各ご家庭で一度だけシナリオに沿ってご試食いただきました。 ・ 厚生労働省の「食を通じた子どもの健全育成の目標」に沿って、コミュニケーション方法を質の高さに応じて、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの3パターン設定し、対象者を3つのグループに分け、グループごとに異なるシナリオを割り当てました。(図3) ・ 子どもの様子や満足度について、事前と調査直後と1カ月後にwebアンケートを実施しました。 図3 設計したコミュニケーション方法の要件 結果 ・ オノマトペを使ったシナリオⅢのグループの調査直後のコミュニケーション満足度は、他の2グループより有意に高いことを確認しました。(図4) ・ コミュニケーション方法において達成要件の数が多いグループほど、調査直後に「楽しかった」と回答した子どもの割合が高いことを確認しました。 ・ シナリオⅢのグループのうち、酸味が強いヨーグルトを苦手とする子どもの61%が調査サンプルをほぼ完食しました。(図5) 考察 ・ 親がオノマトペを使った声掛けをしながら、子どもが主体的にヨーグルトのおやつを作り喫食するという簡単な方法が、親子のコミュニケーションの質向上に寄与することが示唆されました。 ・ オノマトペはリズミカルで声に出した時の楽しさがあり、ヨーグルトを器に移す、混ぜるといった動きとオノマトペ表現が合わさることが楽しさに結び付いたと考えられます。 ・ ヨーグルトを楽しく食べることによって、酸味が苦手な子どもの喫食量が増加していることから、プレーンヨーグルトが酸味を克服する機会を提供できることが示唆されました。 図4 調査直後のコミュニケーション満足度 図5 酸味が強いヨーグルトが苦手な子どもの喫食量 ※1参考:厚生労働省 平成16年2月「食を通じた子どもの健全育成(―いわゆる「食育」の視点からー)のあり方に関する検討会」報告書p.7-18 ※2「トロトロ」「もぐもぐ」などの擬音語・擬態語のことです。 ※3 参考:厚生労働省 平成16年2月「食を通じた子どもの健全育成(―いわゆる「食育」の視点からー)のあり方に関する検討会」報告書p.4 ※4参考:Andre Marette, Eliane Picard-Deland. American Journal of Clinical Nutrition,99(5):1243S-7S(2014)Yogurt consumption and impact on health: focus on children and cardiometabolic risk シェア
全文表示
ソース:https://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2023/1220_01//index.html?link=rss
明治/meijiの動画をもっと見る- 南高梅の果汁を使用した果汁グミが新発売されるんですね!日本らしいフレーバーでインバウンド需要にも対応しているというのは素晴らしい取り組みだと思います。果汁グミシリーズはどれも人気がありそうで、特に「果汁グミ南高梅」の酸味が気になります。限定果汁を使用しているというのも興味深いですね。果汁グミのかみごたえチャートも面白そうで、自分の好みに合わせて選べるのは楽しそうです。果汁グミの新商品が楽しみです!
- このアンケート調査の結果からは、乳幼児ママ・プレママの間で災害への意識が高まっていることが伺えます。特に、災害対策グッズの情報収集や備蓄意識の向上が見られる点は良い傾向だと感じます。また、フェーズフリー認証商品に対する関心も高く、非常時にも活躍する液体ミルクの備蓄率が増加していることも注目すべき点です。乳幼児を持つ家庭が災害に備える意識が高まっていることは、安心感を与える結果だと感じました。
- ハローパンダがモバイルeスポーツ大会「M6 World Championship」に協賛するというニュースは興味深いですね。世界中の好奇心を応援するブランドが、eスポーツの世界にも関わることで、新たな可能性や楽しみが広がることを期待しています。ハローパンダの商品サンプリングも大会の盛り上がりに一役買うことで、参加者や観客にとっても楽しい体験になりそうです。
- 新しい「きのこの山のジク ホワイトチョコ」の発売が楽しみですね!これまでのシリーズも面白いコンセプトで話題になっていましたが、今回はゆきだるま姿という冬らしいデザインが特徴的です。チョコレートのおいしさと楽しさを追求する姿勢が伝わってきます。どんな味なのか、早く試してみたいです!
- この取り組みは素晴らしいですね。食品ロス削減に向けた具体的な取り組みを行うことで、賞味期限が近い商品を無駄なく消費する機会を提供しています。明治ザ・ステナイファクトリーのような直営店が増えることで、食品ロス削減に一石を投じることができるでしょう。消費者もお得に購入できるチャンスですし、地域社会にも良い影響を与える取り組みだと感じます。
- 新商品「メルティーキッスとろけて香るヘーゼルナッツ」の発売が楽しみですね!ヘーゼルナッツとカカオの組み合わせはどんな味なのか興味深いです。冬期限定のチョコレートとして、雪のような口どけとヘーゼルナッツのコクが楽しめるというのは魅力的です。早く試してみたいです!
- 学校給食にカマンベールチーズを提供する取り組みは素晴らしいと感じました。地元の酪農家への感謝の気持ちを持つきっかけづくりになるだけでなく、地域の食材を活用した学校給食の充実も図られている点が素晴らしい取り組みだと思います。地域と学校が連携して、子どもたちに地元の食材や産業について理解を深める機会を提供することは、地域コミュニティの発展にもつながると感じました。
- 明治が牛乳消費拡大のための取り組みを行う「牛乳でスマイルプロジェクト」に参加するリテイルメディアとABCCooking Studioとのコラボレーション施策が興味深いですね。牛乳の需要が減少する時期におみやげキャンペーンを通じて消費拡大を図る取り組みは、創意工夫が感じられます。持続可能な酪農・乳業の実現に向けた取り組みに期待が高まります。
- 明治ステップ らくらくミルクが育児トレンド賞を受賞したニュース、興味深いですね。幼児期の栄養補給に役立つ商品として評価されたという点が素晴らしいと思います。忙しい親御さんにとって、準備が簡単で使いやすい商品は本当に助かるでしょう。これからもさらなる利便性向上に期待したいですね。
- カカオのアップサイクルの取り組みやカカオ原産国の社会課題について、小中高生を含む多くの来場者に啓発する取り組みは素晴らしいと感じました。持続可能な社会への貢献や教育活動を通じて、より良い未来を築くための一歩を踏み出す姿勢が示されていることに感銘を受けました。展示会が成功裏に開催され、多くの人々がカカオの重要性や課題について考えるきっかけとなることを期待しています。
この研究は、プレーンヨーグルトを通じて子どもの味覚の発達を促す方法を提案しています。特に、オノマトペを使った声掛けや宝探しのような楽しい要素を取り入れることで、子どもが酸味を克服する機会を得ることができるという結果が示されています。共働きの親子にとって、手軽に実践できるコミュニケーション方法として有益な研究だと感じました。また、この研究成果が日本官能評価学会の大会で発表されたことも注目すべき点です。